ゴールデンウィーク、映画を観に行くというメジャーパターンを実行しました。
今年は何だか粒ぞろいっぽくて目移りしちゃうようでしたね。 でも少数派の私は、敢えて打ち切り間際のこの映画を観に行きました。 それは、友人がなんだか絶賛していたからです。 泣けて泣けて、終わった頃には涙がアゴから滴り落ちていたという話。 私は滅多に泣けないので、 (泣くとストレス物質が涙に溶けてストレス解消になるとあるある大辞典で学んだので) 健康のためにもこりゃあ泣くベさと意気込んで行ってみたのです。 だがしかし、その前置きがダメだったのか、私はほとんど泣けませんでした。 ベクトルは、涙に向かって一直線だったのですが、 その骨組みが余りにも明解なのと、演出がキザなのと、設定が甘いところと、挿入歌のインスト率が低いのと、真理として突き刺すべきところが何だか薄っぺらく感じたのと… 思い付く限りはそんなとこでしょうか、いかんせん私には若干胡散臭く思えました。 でもキャストの演技力でかなりカバーされていました。さすがです。 最近というかここ何年かTVドラマを観ていないので、慣れていないというか、 諸事情を現実に引き戻して考えてしまうようで、すごく厳しく観てしまったかも知れません。 「映画だから」と甘くみてあげられないというか…。 というのは、一緒に行った相方が180°違う見解で、 良い意味で平たく解釈できた気がするのです。 やっぱり世の中には色んな感じ方があるし、 感性に絶対はどこにも無いと思いますからね。 最近自分は身の回りの人にもモノにも出来事にも、厳しくなってやしないかと、 現実に立ち戻って振り返って、ほんのちょっと反省することもできました。 あとは観る前に過大な先入観を持たないこと! これは教訓ですね。 まぁでも私が作り変えるとしたら、もっと違うものを創りますけどもね。
by naho929
| 2004-05-09 00:45
| 映画・演劇
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PROFILE
1979年生まれ、О型、女、職業はデザイナー、趣味は音楽/映画観賞、読書、お絵描き。
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