シンクロニシティ
さっき手にとった冷蔵庫のふりかけの消費期限の日付けが、私の誕生日でした。

ま、それはただの偶然としか言えないのですが、
ただの偶然はただの偶然なのかもしれないけど、
ただの偶然にしてはひっかかってしまうことがたまに起こったりします。
例えばビデオを借りた時、
偶然その時悩んでいたことの解決を示唆してくれるような内容のものだったり、
地下鉄で待ち合わせの連絡がとれない時に、
たまたま乗った車両の座ろうとした座席の横に相手が座っていたり、
コンビニで海洋堂のフィギュアを5つ選んだら、
1回でコンプリートしてしまった、とか…(なんか違うかも)
以上の例は私が実際出くわした事例です。

そういった現象に遭遇したときは、
大概人生の指標として、自分本位に解釈してウハウハします。
私は無宗教ですが、なにか大きな力がこれで正しいんだよ、
またはこれが正しいんだよ、と示してくれていると思うことにしています。
私はとても臆病で常に路頭に迷っていますが、
宗教にお世話になる気は毛頭無いので、
そういう微々たる光らしきものを何となく頼りにして、
自分の確信を支えたりしています。
ユング先生も、きっと笑って許してくれることでしょうと思います。
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# by naho929 | 2004-05-09 22:59 | 思うこと
夜の樹/トルーマン・カポーティ
a0016447_181655.jpg新刊以外は、本はだいたい古本屋で購入します。
雑誌は別ですが、気にかかる新刊があっても、
だいたい古本屋に流れるくらいまで待ってから買います。
特に海外作家の古い作品なんかは、
衝動に負けて新しいものを買っちゃうと、
自分の中で「負けた」ということになります。
このカポーティも、いつか古本屋で出遭えることを待っていた本の中の一つで、
こないだの冬に、青山のズッカの上の「COW BOOKS」で見つけました。
ここの古本屋はなかなか厳選された品揃えで、
そのため値段が若干高いのが気になりますが、きっと何か欲しい本が見つかるに違いありません。
あとGOODSがかなりかわいいのでオススメです。

で、私はカポーティが大好きなのですが、
何が好きかって、結局優しいところが好きなのかなと思います。
まぁ人が死んだり、するんですが、
本当の意味で悪い人っていうのが出てこないというか。
彼自身すごい痛みに敏感だったんだと思います。
いろいろな問題を抱えていた人ですからね。
この本は短編集です。
一辺倒にならずバラエティーに富んでいて、
それぞれの逸話の余韻を楽しめると思います。
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# by naho929 | 2004-05-09 18:17 |
季節の記憶/保坂和志
a0016447_154212.jpg私が初めて触れる種類の小説でした。
「淡々と」とよく表現されますが、おそらく彼の小説を初めて手にする方は、
今までと違う見解で「淡々と」という言葉を認識するでしょう。
物語というものは数あれど、その構成に関していえばたかが知れている。
起承転結、このひとことで基本的な物語の構造はざっと説明できるわけですが、
保坂氏の小説には、これらの鋳型に納まる構成要因が見当たらないのです。
ただそこには、誰にでも平等に、均等に、むらなく流れ続ける
時間の流れだけが存在します。
例え悲劇を読んで涙しても、殺人トリックを暴くのにやきもきしても、
大多数の人々は明日の天気が一番気掛かりだったりするので、
変わり映えしない毎日を「淡々と」生きている私のような人間にとっては、
ある意味一つの指標となる作品になるのではないかと思います。
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# by naho929 | 2004-05-09 15:43 |
ホテルヴィーナス [★★☆☆☆]
ゴールデンウィーク、映画を観に行くというメジャーパターンを実行しました。
今年は何だか粒ぞろいっぽくて目移りしちゃうようでしたね。
でも少数派の私は、敢えて打ち切り間際のこの映画を観に行きました。
それは、友人がなんだか絶賛していたからです。
泣けて泣けて、終わった頃には涙がアゴから滴り落ちていたという話。
私は滅多に泣けないので、
(泣くとストレス物質が涙に溶けてストレス解消になるとあるある大辞典で学んだので)
健康のためにもこりゃあ泣くベさと意気込んで行ってみたのです。
だがしかし、その前置きがダメだったのか、私はほとんど泣けませんでした。
ベクトルは、涙に向かって一直線だったのですが、
その骨組みが余りにも明解なのと、演出がキザなのと、設定が甘いところと、挿入歌のインスト率が低いのと、真理として突き刺すべきところが何だか薄っぺらく感じたのと…
思い付く限りはそんなとこでしょうか、いかんせん私には若干胡散臭く思えました。
でもキャストの演技力でかなりカバーされていました。さすがです。
最近というかここ何年かTVドラマを観ていないので、慣れていないというか、
諸事情を現実に引き戻して考えてしまうようで、すごく厳しく観てしまったかも知れません。
「映画だから」と甘くみてあげられないというか…。
というのは、一緒に行った相方が180°違う見解で、
良い意味で平たく解釈できた気がするのです。
やっぱり世の中には色んな感じ方があるし、
感性に絶対はどこにも無いと思いますからね。
最近自分は身の回りの人にもモノにも出来事にも、厳しくなってやしないかと、
現実に立ち戻って振り返って、ほんのちょっと反省することもできました。
あとは観る前に過大な先入観を持たないこと!
これは教訓ですね。
まぁでも私が作り変えるとしたら、もっと違うものを創りますけどもね。
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# by naho929 | 2004-05-09 00:45 | 映画・演劇
G.W.に帰省して、母にプレゼントを渡す
a0016447_182958.jpg母の日は何を贈る?

タイトルのように、ゴールデンウィークに田舎に帰ったついでに
母親にプレゼントを渡してきたーなんて人は私だけではないはずです。

今年のゴールデンウィークは、2-3-4-5の4日間だったので、
映画を観て、実家に帰って、父親の実家に行って、あっという間に過ぎました。
私が小さい頃からうちの母はハンドタオルを集めていて、
その習慣で、迷うとハンドタオルをあげることになっています。
なんかお前もう24なんだからもっとマシなもんあげろよってつっこみたくなりますが、
給料安くて毎日サバイバルなので、ヴィトンの財布とか無理なんです。
ま、プラスαで高野のケーキをホールで買って行きましたが、とにかく今年はハンドタオルを何枚か厳選して贈りましたということです。

ここから長い余談を始めますが、うちの家族はさながらバラバラ死体のようなんです。
母と妹が一緒に住んでおり、父は別居、私は一人暮らしです。
母は私が生まれた頃から諸ストレスによってギャンブル狂になり、
借金しすぎて主婦なのに自己破産。
父は頭の堅い屁理屈王で、母のそそうに関してはいつも無関係を主張していました。
とにかく2人は口を開けば大げんかの日々で、
でもある時父は女をつくってあっさり家を出ていき、
暫くしてから私も出てゆき、今のかたちになりました。
しかしながらまだ離婚はしていません。
初めは金銭問題で離婚はしないとのことでしたが、今となってはもう離婚手続きをすることすら面倒終太郎になっているのかも知れません。

で、今も相変わらずうちの母はギャンブル病です。
最近やっとまともに働きはじめたので、治ったかなと思っていたのですが、
無理でした。
実家に帰るといつも昔の苦い記憶が思い出され、
更に昔と何一つ変わらない惨たんたる生活状況(整とんされていない汚い家の中や、娘に金をせびる母親の構図)を目の当たりにすると、
一気に崖から突き落とされたような気分になります。
私には金も名誉も才能も無いが、帰る場所すら無いのかと。
前日に観た『ホテルビーナス』の涙が、今さらジローに流れてきました。
そしてやっぱり帰って来るんじゃなかったと、毎度のことながら自分の甘さを叱咤するのです。
『ニューシネマパラダイス』のように、誰か死ぬまで帰らないとかね、
一応毎回決意するのですが、今回はどうでしょうね。
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# by naho929 | 2004-05-08 18:31 | 思うこと
一番最近買ったCD
a0016447_35440.jpg
最近、バレンタインのお返しにヘッドフォンを新調してもらったり、
スカパーを導入したりしたことにより、
音楽熱が久々にヒートアップして参りまして、
先月CDを3枚くらい買ってしまいました。
最近は某TUTA○Aで半額クーポン期間なんかを利用して、
ごっそり借りてはipodにインストールしていたので、
CDを購入することに御無沙汰していたのです。

さて、向かって左は『Franz Ferdinand/フランツ・フェルディナンド』というアルバムで、言わずもがなだと思うのですが、
踊れます。評判通りだと思います。
あとPVかなりカッコ良いです。

真ん中は、試聴買いした『satanic panic in the attic/オブ・モントリオール』
いいです、一言で言うと、「インドに行ったビーチボーイズ」みたいな…
あ、間違ってるかも…

右は、『WHO KILLED ZUTONS/ザ・ズートンズ』
かなりサイケでカッコ良いです。
ラッパの音に弱かったりしますよね。ね?

全部絶賛でつまらないのですが、
私自身、最近ヘビーで聴いているので、
それは則ち、気に入っているということなので、
仕方ないですね。
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# by naho929 | 2004-05-08 00:25 | 音楽
Reason
何かを思うと、その前にも後にも言葉がある。
人と人との間を埋めるのも言葉である。
思ったことは、たいがい言葉にしないと伝わらない。
形式に慣れすぎて、言葉を当たり前に扱うようになると、
不本意に歪んで届くことがあるのを忘れてしまう。
思いのほか言葉は恐ろしいものだ。
私の言葉はウレタンのように、
些細な衝撃であっけなく歪んでしまうので、
歪んだ言葉は当然のように歪んで相手に届き、
ただでさえ私の体を離れる瞬間から歪み始めるのに、
届くころにはこぼれ損ねたかけらしか残らない。
それでも私は、未だにそれをどうすることもできない。
言いたくても言えないこと、言いたくないのに言ってしまったこと、
言わなくても良かったこと、本当は言わなきゃいけなかったこと、
日常にはそういった不本意な言葉が溢れているので、
素直な感覚を書き留めたくて、この場をつくりました。
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# by naho929 | 2004-05-07 19:02 | はじめに