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拝啓 辻直之監督
a0016447_23553085.jpg←スクラップ祭り公式カタログ『スクラップ国への旅』

『辻直之アート・アニメーション』@UP LINK

以前書いた、このイベントの最終日(もう随分前のことになりますが)
に遊びに行ってきました!
監督と直接お話することもできて、感想をアップするなんて言っていたのに未だにできていなかったので、お礼の気持ちも込めて、今さらながらこの場でキーボードをとらせて頂きます。



辻直之監督

先日は素晴らしい映像を、そしてお疲れのところ私の駄弁に時間を割いていただき、ありがとうございました。
『闇を見つめる羽根』についてもっと掘り下げてお話が聞いてみたいと思って質問しようとしたのですが、緊張して頭が真っ白になっていたので、ただでさえつたない日本語がさらにこんがらがってわけわからなくなってしまいました。
すみませんでした。

作品どれも素晴らしかったです。
『闇を見つめる羽根』も『experiment』もすごくよかったですが、私にとっては『夜の掟』が一番すんなり自分の感覚と同化するような気がしました。

あれをほとんど1人で創られたのかと思うと、辻監督は原子力発電所のようだと思いました。
『スクラップ祭り』という試みも、カタログを拝見しただけですがとても興味深いです。

私も「必要のないもの」「ムダなもの」「役に立たないもの」なんかに無意識に関心があるようで、たまに撮る写真では、ゴミ捨て場やゴミ箱や崩れかけたものとかに、意味もなく訳もわからず惹かれているのかなと、現像した紙焼きを見て思ったことがあります。
そしてまさに辻監督の「ゴミ論」には共感せざるを得ませんでした。
私がいつも見つめている視点というのも、たいがい人の注目の逸れているところで、そういうところから世界を/人生を、考えるきっかけを、監督の仰るように捜している気がするのです。

とにかく、監督の作品からは何かから解放された自由みたいなものを感じました。
それは生死や国境やジェンダーや、何かを分別するあらゆる垣根を飛び越えたとてもフレキシブルでフラットな1つの視線であり、辻監督自身がそれを体現しているようにも思えました。

それでは、また機会があれば是非お邪魔させて頂きます。
今回は貴重な体験をどうもありがとうございました!

naho

by naho929 | 2004-09-23 23:41 | 思うこと
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